『HUNTER×HUNTER』強化系能力者のメモリの謎!ビルの能力は弱い?

『HUNTER×HUNTER』強化系能力者のメモリの謎!ビルの能力は弱い?

能力を検証!

『HUNTER×HUNTER』強化系能力者のメモリの謎!ビルの能力は弱い?

念能力と呼ばれる特殊な力を使う『HUNTER×HUNTER』の登場人物。 六つの系統があり、それぞれに特色が違う念能力ですが、戦闘に最も有利と言われていた強化系能力は、最初、シンプルに体術やオーラの総量が強さに反映され、特殊能力を必要としない系統だと語られていました。 しかし、強力な特殊能力を付与できる操作系や具現化系には負けることもあるとも言われ、本当に戦闘で有利なのか怪しい面もあります。 また、王位継承編に入ってからは、ビルという強化系能力者が自身を強化するのではなく、「対象の成長を促す能力」を持つことが判明しました。 その上で、自身は戦闘に向いていない能力者であるような旨を語っています。 強化系というだけで戦闘に向いていると思われていましたが、強化系でも戦闘に向いていないということはあるのでしょうか? また、ビルが戦闘向きの能力者ではないのには、オーラのメモリが関係しているのでしょうか? その辺りを、ファンとして出来るだけ詳しく考察していきます。

 

そもそも強化系は本当に強いのか?

強化系が本当に強いかどうかは、怪しい面もあるかもしれません。

世界トップレベルの念能力者の家系であるゾルディック家は、変化系と操作系が多い家系ですし、それと互角に戦える幻影旅団団長のクロロ=ルシフェルに関しては特質系です。

強化系でこれまで最も強かった人物と言えば、強制的に成長したゴンを除けば、ウヴォーギンかフィンクス辺りだと思います。ウヴォーギンはクロロに「圧倒的な戦闘力もつ」という旨で、戦闘面で信頼されていましたが、それでも実際の戦闘になればウヴォーはクロロには勝てないでしょう。

ちなみに、世界最強の念能力者と呼ばれたネテロ会長の『百式観音』も、実際は具現化系能力に近い感じです。

今のところ、作中最強クラスで明確に強化系は登場していないと言えます。

キメラアント編では、ノヴの『四次元マンション(ハンドアークシーク)』など面白い能力が多数登場し、シンプルなだけが取り柄の強化系は、あまり活躍しませんでした。

強化系の評価は人それぞれ?

クラピカは念の初心者の頃、強化系能力に憧れ、自身の系統が具現化系だったことを残念に思っている節がありました。

それは、「一人で戦い抜ける力」を持つには純粋に強い強化系が適しているという判断だったようですが、その考えはクラピカの師匠であるイズナビも概ね正しいという意見を述べています。

つまり、強化系は単独であれば最も強い可能性があるのですが、一方でクロロは「強化系は操作系か具現化系に負ける可能性がある」とも述べていて、キャラによって強化系の評価が変わっているのです。

これらから推察すると、強化系が強いかどうかは、個々のキャラによって評価が変わってくるのでイマイチわからないというのが正しいかもしれません。

念能力による戦闘は相性によって勝敗が分かれると言われる面もありますが、強化系能力者を無力化できるような能力を持っている他系統の能力者であれば、強化系は強くないという評価になりそうです。

強化系能力者>9ミリパラベラム弾>他系統の能力者?

しかし、王位継承編に入って、強化系の価値が上がったと言えるかもしれません。

それは、クラピカは9ミリパラベラム弾は「凝」を使っても無傷でガードできないと、35巻の207ページで言っているからです。

一方、後に強化系能力者だとわかるビルは、第一王子の私設兵であるビンセントの銃弾(多分9ミリパラベラム弾)を「凝」らしき技でガードしています。

ビルはその時に大きなダメージを負ったような描写はなく、ほぼ無傷で銃弾をガードしていたと言えそうです。

つまり、「強化系能力者>9ミリパラベラム弾>他系統の能力者」という力関係が成り立ち、強化系能力者は銃弾を余裕でガードできるけど、クラピカ程の具現化系能力者でも銃弾はガードできない……ということになります。

ただ、キャラの強さは念系統だけではなく、肉体の強さも関係あるでしょうから、ビスケの真の姿やゾルディック家のシルバ、レイザ―辺りの屈強そうな一流の念能力者であれば、強化系でなくても銃弾を防ぐのも容易いかもしれませんが。

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ビルは強化系なのに戦闘向きではない?メモリを非戦闘用の能力使っているから?

銃弾をガードできる程の防御力を持っているビルですが、自身では戦闘タイプの能力者ではない旨の発言をしていました。しかし、ここで気になるのは……

そもそも、強化系というだけで戦闘向きだという設定ではなかったっけ?

ということです。ゴンの師匠であるウイングは、「強化系に必殺技はいらない」「凝や硬を極めればそれが必殺技と言えるレベルになる」旨を、13巻の125ページで言っていました。

つまり、本来、強化系は念の応用を極めるだけで完成するということです。

ウイングの話を鵜呑みにすれば、最も戦闘で役に立つ念の応用と言えば、「凝」「硬」「流」辺りだと思いますが、この辺りを極めれば強化系は十分に強いことになります。

もちろん、ビルは「凝」「硬」「流」も十分なレベルにある念能力者でしょう。「凝」「硬」「流」さえマスターすれば、強化系は最強レベルの念能力者を誕生させるはずなのです。

いくらビルの「発」が「対象の成長を促す能力」だったとしても、「凝」「硬」「流」には、それほど影響しないはずです。しかし、それでもビルは戦闘タイプではないと言っていました。

それは何故でしょうか?

ビルは強化系なのに戦闘タイプではない理由を考察

ビルが戦闘タイプではない理由の候補をあげていきます。

  1. 肉体面で強くない

  2. オーラの総量がそれほど多くない

  3. そもそも戦闘の才能があまりない

  4. 「対象の成長を促す能力」の影響

もしかしたら、①、②、③はあり得るかもしれません。

ゴンを見ていればわかりますが、強化系の強さは生まれながらの才能やオーラの総量が反映されやすいように思います。ウヴォーも肉体が強くオーラの総量があるタイプだったようですが、強化系は生まれながらの才能が強さに反映されやすそうです。

そう考えれば、ゴンやウヴォーに比べれば才能が無さそうなビルは、戦闘に有利な強化系だけど、それほど戦闘が得意な能力者ではない……という可能性はあります。

そして、意外にあるかもしれないのが④でしょう。ビルの能力は、「対象の成長を促す」代わりに、自身の念の強さはある程度のところでストップしてしまうような制約……まではいかなくても、影響があるのかもしれません。

つまり、メモリを「対象の成長を促す」能力に使ったので、間接的に影響を受けて自身を強化する分の念が弱まった……ということはありそうです。

それでも、具現化系のクラピカでは9ミリパラベラム弾をガードできないことを考えれば、戦闘向きではない強化系のビルでも銃弾をガードできるので、やはり強化系能力者は戦闘面で有利だと言えそうです。

結論⇒強化系能力者は防御力(攻撃力)が高い!

これは、間違いないですね。

そして、純粋に強化系で強さを求めるなら、自身を強化する「凝」「硬」「流」辺りを極め、メモリを無駄使いしないようにした方が良い可能性もあります。