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キメラアント編が終わり、ハンター協会会長の総選挙を経て、暗黒大陸編が始まりました。暗黒大陸編は作者の冨樫義博さんも初めてキャラクター表を作った、というくらい登場人物が多いです。ですから「HUNTER×HUNTER」好きが途中から読んでもイマイチ話の内容が掴めません。そこで暗黒大陸編を最新話までざっくりまとめてみました!
目次
キメラアントの王の側近“ピトー”と戦い、死にかけたゴンですが、キルアの妹“アルカ”の能力に助けられて一命を取りとめます。物語をずっと二人で歩んできたゴンとキルアですが、二人は自分のやりたいことをするためここで一旦別々の道を歩むことを決めます。しばらくは本編から離れることになりそうです。
一方、ハンター協会ではキメラアントの王“メルエム”に敗れ命を落とした会長“ネテロ”の後任となる新しい会長を決めようという選挙が行われていました。選挙が進み、ゴンの仲間“レオリオ”とハンター協会副会長“パリストン”との一騎討ちになりましたが、最後には二人とも辞退しまい、結局パリストンに指名された十二支んのメンバー“チードル”が会長に就任しました。
総選挙が終わりしばらくすると、「カキン帝国」の“ホイコーロ国王”が膨大な資源が眠っている未知の大陸「暗黒大陸」へ進出することを発表します。
実はこの暗黒大陸、人類が過去に何度か挑戦を試みたのですが、その度災いが降りかかったため、V5の間で不可侵条約が締結されてしまうような危険な大陸だったのです。そしてこの暗黒大陸進出の総責任者として国王に選ばれたのが、元ハンター協会会長ネテロの息子“ビヨンド・ネテロ”だったのです。
動機としては過去に暗黒大陸に挑み失敗した、というのが作中で挙げられています。ビヨンドはリターンを手にしないまま、多くの仲間を失い多くの災厄を抱えて帰還したことからネテロに自分が生きている間は暗黒大陸への進出を禁ずることを言い渡されたのでした。これを受けてハンター協会にV5から直々に特命が下されます。
―「ビヨンド・ネテロを狩(ハント)せよ...!!」
さらにネテロ会長の遺言であるビデオでも、息子よりも先に暗黒大陸探検を成功に導いて欲しいと、ネテロ会長に頼まれたことによって、十二支んたちは暗黒大陸を目指します。しかしそこには、パリストンとゴンの父親“ジン”は入っていません。パリストンとジンは総選挙終了後に十二支んを脱退していたのです。二人はビヨンド陣営として暗黒大陸を目指すことになります。ちなみに十二支んの空いた2枠には、クラピカとレオリオが入り、十二支んとして暗黒大陸を目指します。
ここで、暗黒大陸について詳しく知りたいと思った人もいるでしょう。暗黒大陸には人類の生活を豊かにする夢のような資源が豊富にあることが確認されていますが、それ以上にハイリスクなのです。
暗黒大陸に踏み入れた途端、ひとりでに縄状に捻り殺された渡航者たち(右)
人類が暗黒大陸から持ち帰った五大厄災(左)
※ガス生命体 アイはキルアの妹アルカのもうひとつの人格ナニカの正体だと言われています。
実はこの暗黒大陸進出には裏があります。それはカキン国王の王位継承戦です。国王は8人の正妻を抱え、14人の正室子がいます。表向き正妻には序列が無く、子の性別も通常の王位継承順位に影響しないため子供は全員「王子」と呼ばれ、生まれた順に第〇王子と呼ばれます。
王位継承戦の内容は、暗黒大陸へ向かう船が出航してから、生き残った一人が正式な王位継承者となるというもの。つまりは表向きには行われませんが、王子たちによる殺し合いです。
14人の王子は「壺中卵の儀(こちゅうらんのぎ)」により授かった“守護霊獣”と呼ばれる念獣をそれぞれ味方につけ継承戦に臨みます。王子たちは普段は関わることがないので、私設の軍隊で委託殺人、忖度殺人を目論見、他の王子たちを殺害しようとします。
クラピカは第14王子の“ワブル”王子とその母“オイト”王妃を警護することになります。第14王子であるため、ワブル王子はまだ話すこともできない赤子です。いまのところ守護霊獣は確認されておりませんが、クラピカはオイト王妃の感情によって何らかの能力が発現すると予想しています。ちなみにクラピカの仲間のハンターたちも他の王子の護衛についています。
クラピカが暗黒大陸に関わった目的は仲間の「緋の目」を取り戻すことです。半年前に特殊な趣味嗜好を持つ者が集まる闇サイトに、大量の緋の目を映した動画が投稿されたのですが、クラピカはその持ち主を特定できずにいました。
しかし十二支んのメンバー“ミザイストム”が偶然持ち主を特定することができ、その情報を提供することを条件にクラピカを十二支んにスカウトしました。クラピカはこれを了承し、十二支んに入ることになりました。残りの緋の目の持ち主は第4王子です。
上の画像からわかるように、王子の背後に大量の緋の目が飾ってあります。真ん中の生首はクラピカの友達“パイロ”だと考えられます。このような経緯で、クラピカは暗黒大陸へ向かう船の中では王子の警護をしつつ、第4王子へ近づこうとします。
いよいよ王子たちを乗せた暗黒大陸行きの船“Black Wheel1号”が出航します。文字通り見た目は鯨の船です。クラピカたちはこの船の中で暗黒大陸へ到着する2ヶ月もの間、ワブル王子とオイト王妃を暗殺から守らなければなりません。
BW号は5層構造で1層が王族とV5の政財界の要人、2層が各界の著名人と富裕層、3層以下が一般渡航者区域となっています。各層の連絡通路は王立軍によって戒厳令に準ずるレベルでの警備が行われていて、特に2層と3層は分厚い壁で隔てられていて、非常時、しかも2層からしか開閉できないようになっています。この状態だと王子の暗殺は難しそうに思えますが、クラピカは抜け道はいくらでもあると考え、警戒を強めています。
出航後まもなくして、クラピカたちと一緒に警護している仲間がトイレで死んでいるのが発見されます。ちなみにこの被害者はウド鈴木をモデルにしています。
その不自然な死に方からクラピカは念による攻撃だと主張しますが、他の念能力者たちはカキンの内紛に干渉する必要はないとして念の存在を公にしようとしません。不可解に思ったクラピカは、継承戦のことを知った上で警護に臨んでいるのは自分1人であると悟ります。
そしてまたしばらくして、警護にあたっていた人間4人が通路で死んでいるのが見つかります。ここでクラピカは左手に鎖を具現化させて警護兵の取り調べをします。
その結果、オイト王妃以外の7人の王妃が、監視のために警護兵として刺客を送り込んでいることがわかりました。オイト王妃は王妃の中でも一番下の位なので与えられる情報も少ないのです。
このようにして取りあえずの解決が図られたかのように見えましたが、ここで王子たちの念獣がこぞって現れ、場が混沌としてしまいます。クラピカは王室全体に緊急コールします。そしてクラピカが別室で王妃を落ち着かせている間に警備兵の1人がモモゼ王子の念獣に取りつかれ、他の警備兵を三人刺殺してしまいます。それをクラピカが止め、事態の収集がついたときには始め11人いた警護が2人になっていました。
そのときはまだ出航から二時間ほどしか経っていませんでした。
出航してすぐに多くの仲間を失い、何をするにも圧倒的に人手が足りず困っているところに、第1王子に帰属する兵が監視として刺客が一人送り込まれてきます。これをクラピカが念能力「絶対時間(エンペラータイム)」を使って倒します。情報を聞き出そうとしましたが、奥歯に仕込んだ毒物で自殺を図られてしまいます。
すると次は、第1王子、第3王子、第5王子から同時に連絡があり、どれを取るかという選択に迫られます。結果的に第5王子とは連絡をとらず、第1王子の兵を自室で待たせて、第3王子の元へ交渉しに行くことになります。
内容は念の存在について。クラピカはこれを利用し、皆に念の情報を与え、念を習得させることで継承戦において膠着状態をつくろうと考えました。そこで、誘いに乗った王子に仕える人々に念を教えることになります。猜疑心が渦巻きながらも、クラピカは説得を続け、念の講習を続けていきます。
最新話でも念の講習はまだ続いています。
団長“クロロ”はカキン国の宝が暗黒大陸へ行く船に持ち込まれることを知り、旅団メンバー全員で乗船することを決めます。
しかしこの電話の直後、旅団のメンバー“シャルナーク”、“コルトピ”の二人が“ヒソカ”に殺害されてしまいます。殺害の動機は作中で明らかにされていませんが、ヒソカと真剣勝負をするクロロに能力を貸し、邪魔をしたからだと考えられます。ヒソカはこれから出会った旅団は全員殺すということを“マチ”に伝えます。
これを知ったクロロは、ヒソカも乗船してくると考え、宝を狙うのは後にしてヒソカを殺すことに全勢力を傾けます。そしてヒソカを探しているうちにカキンのマフィアに目をつけられ、命を狙われることになります。
何者かに首を絞められ寝室のベッドの上で窒息死しているのを発見される。守護霊獣が自分の意志と関係なく他の警護兵に取りついたことが原因でエネルギー切れを起こしているところを狙われた。
ベンジャミン王子(第1王子)の警護兵の念能力によって守護霊獣を消され無防備になったところを何者かに狙われた。
警護兵と協力してフウゲツ王子(第11王子)と継承戦から離脱しようと救命艇で脱出を試みた。しかし継承戦から離脱しようとした“罰”に襲われフウゲツ王子の身代わりとなった。
自分こそが王に相応しく、他の王子は早急に殺さなければならないと考える国王の長男。
しかし部下は、「直情型で最短の道を好むため誤解されやすいが、こちらが臆せず理詰めで話し情報を提供すれば的確な判断をされる御方...!まだまだ途上である我が国を更なる大国に導けるのは剛柔相備わる彼唯一人...!!」と国王としての信頼は厚い。
ベンジャミンに忠誠を誓ったものが死ぬとその能力を継承できる。ただし譲渡資格を有するのはカキン国王軍学校を卒業し、ベンジャミンの私設兵団に属している者に限る。
自分の理想を実現するためには手段は厭わない、気の強い女性の王子。ベンジャミン王子と言い争いになる場面も見られた。ベンジャミン王子を殺そうとして第1級戦犯として投獄された。
迎撃型の念獣の攻撃が自らの死後発動し、攻撃してきた者の命を以て蘇生する。
ある条件を満たした者を意のままに操る。
王子の中で最も落ち着きがあり、冷静で感情的になることがない。第3王子ゆえ比較的若いはずだが、スキンヘッドだからか老けて見える。
複数の条件により複数の能力が発動する。霊獣から吐き出されたコインの所有者が条件を満たすことで様々な能力が発現する。
クラピカの求める残りの「緋の目」を持つ者。頭の回転が速い天才だが、平気で無実の人を殺めるような悪人である。念能力のセンスも抜群であり、普通の人が1ヶ月ほどかけて習得することを、半日でマスターした。
詳しい能力はまだ明らかになっていないが、嘘が嫌いな王子の性格を反映してそうである。ちなみに霊獣自身がツェリードニヒ王子の念能力修行に付き合っているハンター“テータ”に「次ニ王子ノ質問ニ偽リデ答エレバ オ前ハ人間デナクナル。」と言っている。その後テータの頬は怪物のような皮膚に侵食されているのが確認されている。
晩餐会でツェリードニヒ王子に協力を仰ぐなどする現実主義者である。化学系の知識に長けている。
発動には「共同研究者(パートナー)」が必要となる共存型。守護霊獣の体内で様々な効果を持つ薬品を生成することができる。
自作のタイソン教典で世界を平和にしようと考えている少女。警護人のハンターにケーキをつくるなど優しい性格。
タイソン教典を受け取った者に目玉ジャクシが憑く。目玉ジャクシは宿主からオーラを徴集し、替わりに幸福を与える。幸福の度合いはタイソン教典の熟読度によって変化する。ただし、教典唯一の禁忌を破ると厳しい罰が下る。
登場シーンは少ないが、喫煙者、薬物中毒者の未来を案ずる優しい性格。
標的の欲望を具現化し罠を張る。標的が罠にはまる(欲望を満たす)ことで発動する。
四六時中女遊びをしている太った王子。母親の王妃に「いい加減にしなさい!!」と言われた時には、「次の晩餐会 世界が変わるぜ」と何かしらの策があるような言い方をしていたが、晩餐会前に殺されてしまった。
強制力は弱いが多くの人間を操ることができる。霊獣が吐き出す白い煙を吸い込むほど王子への好意が増す。拡散範囲は約7m。吸い込んだ煙が定数を越えると、頭上に守護霊獣の分身が出現する。その分身も白い煙を吐き出すので、効率的に信奉者を増やしていくことができる。
15歳で飛び級により世界最高峰のミワル大学へと入学、物理学を勉強する傍らアーチェリーの世界大会で銀メダル獲得するなど、王子の中でも抜きん出たスペックを誇る。自身のフェイスブックで「王子の中で唯一認めるのはツェリードニヒだけ」と公言したことがある。正義感に溢れ、血塗られた継承戦を嫌い辞退しようとするが、結局は覚悟を決めて継承戦に臨むことになる。
羽の刻印を持つ者が王子の元に多く集まるほど個々のポテンシャルを高め合う。その集団が互いに意志を統一し、能力を発動したときの威力はあらゆる念能力の中でも最大級となる。束ねられた臣下のオーラは強力無比な鎧と矢と化し、王子を護り敵を貫く。放たれた矢は臣下一名の肉体と引き換えに敵のあらゆる防御を貫きその肉体から「意志」を奪う。
公に見せる態度は大きく傲慢な印象だが、実はフウゲツ王子のことを大切に思う綺麗な心を持っている。
2人のうちどちらかが死ぬとその者の姿となり、もう一方が死ぬまで側で護る。カチョウが死亡し、発動した。
気の弱い女の子。カチョウが親友でカーチンという愛称で呼んでいる。
空間移動能力で、往路をフウゲツが操り復路をカチョウが操る。
マラヤーム王子の姉にあたる。母親には見放されているがそれを全く気にしていない。意志とは関係なく守護霊獣が動きエネルギー切れを起こしたところを何者かに狙われ殺された。
クラピカと一緒に警護していた仲間にとり憑き、他の警護人を三人刺殺させた。「おヒマ?」という質問にヒマと答えると能力が発動する。
母親に溺愛されている子供の王子。本編ではほとんど話さない。おとなしい性格。
警護人のハンター“ハンゾー”に対して攻撃態勢をとるシーンまで描かれている。
最も幼い王子。クラピカの警護対象。まだ赤子であるため、母親のオイト王妃がクラピカとコミュニケーションをとっている。クラピカがそばにいると泣き止むことがしばしばある。唯一守護霊獣の姿がまだ現れていない。
クラピカはオイト王妃の感情によって何らかの能力が発現するのではと予想。