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6月13日…その日を境に、街のみんなは狂い始めた。一体なぜ…。
無料WEB漫画サイトの「GANMA!」で、絶大な人気を誇る「外れたみんなの頭のネジ」。 ある日を境に街のみんなが狂い始めた中、主人公だけはまともだった。 ターニングポイントとなるその日一体なにが起きたのか、どうして彼女だけが正常なのか、なぜ世界が狂ってしまったのか…。これら謎について考察します。
目次
『6月13日』を境に、街の人々は少しずつ狂い始めた。
学校内で暴力的な行為におよぶ者がいても、咎められることもなく。むしろ、街を歩けば変質者に遭遇するのは日常茶飯事。
教師も、警察も、あの子もこの子も…誰一人として他人の『狂った』行動を大して問題視していない。
そんな中、七尾ミサキだけは街のみんなが狂っていることに気付いていた。
だが、ミサキも全く異変がないわけではない。
妄想なのか現実なのかわからない『べへりん』という悪魔が見えるようになったり、家族の存在が思い出せなかったり…。
七尾ミサキ
この物語の主人公。彼女だけが街のみんなが狂っていることに気付いている、いわゆるまともな存在。
だが彼女も少なからず影響を受けており、家族を思い出せずにいる。
べへりん
みんなが狂い始めてからミサキの前に突如現れた悪魔。
ミサキの両親や姉のことをどうやら知っている様子で、彼女のことを信じることで魔力が貯まっていく。
チャージを終えれば6月13日の真相に迫る話をしてくれると言うが、ミサキを変質者や殺人鬼から助ける為に頻繁に魔力を使っているため、まだまだ先になりそうだ。
ゴトちゃん
ミサキの友達。親友と呼んでも過言ではない。
過去のミサキを知っており、彼女の話によると6月13日以前のほうがミサキは狂っていた模様。
記憶をなくしているミサキの為に、『613』で一体なにが起こったのか真相を明かそうとする重大人物であった。しかし、彼女はもう…。
未道未先
『6月13日』に彼の発言によって街は狂い始めた。いわば首謀者。とある教団の教祖。
6月13日以降政府に監禁されていたこともあり、死亡説まで出たことも。人々から狂人と呼ばれる一方で、信仰する者もまた多数。
単に『613』とも言われることが多いこの日、未道未先の”ある発言”を機に街の人々は少しずつ狂い始めた。
彼の言葉がきっかけで、国内の年間自殺者数は5万人にも及ぼうとしている。
犯罪者も増え、警察ですら本来ならまともではないと思われるような供述を信じ、被害者や助からない命が増える一方だ。
未道が何か決定的な発言したことだけは確かなのだが、彼の口から何を発せられたか?内容はいまだ不明・・・
613とは当て字で『無意味』と解釈する声もあがっている。
べへりんやゴトちゃんが言うには、ミサキは自分の記憶にフタをしている。
例えば、最初は存在すらもないものだと思われた姉の存在。
べへりんの魔力を借りてミサキの脳内で抹消されていた姉妹を再び認識するようになったものの、なぜ血縁者の彼女を忘れてしまっていたのか?
理由は、姉が自殺をしたからだ。中には、ミサキが姉を殺したと言う者までいる。
つらい過去にフタをしたことによって姉妹のことだけでなく、自分自身に関する記憶も一部抜けてしまっているようだ。
ミサキは613以前に未道未先と接触したこともあるが、もちろんその覚えもない。
当時のことを呼び起こせば謎の真相に近付くことができそうだが、決定的な手掛かりはつかめないまま・・・
周りの人間に613のことを尋ねてみても、ミサキには相手が口をパクパクと動かしているように見えるだけ。
何も聞こえないばかりか、ネットで調べても画面にはおかしな文字の羅列が表示されているとしか認識できない。
そんな状態で、真相にたどりついくのは至難であろう。
ミサキが狂っていない原因は他にも考えられる。それは『みさき』というもう一つの人格によるもの。
『みさき』いわく二重人格ではないらしく、べへりんも「正常なミサキもまたみさきによる演技ではないか?」と疑問を抱くほど。
もうひとりの存在はミサキよりも気が強く口も達者。姉のことも覚えており、『狂っている』と思われるような様子が多く見られる。
そんなみさきがミサキの記憶を支配していたり、常軌を逸した言動をミサキの代わりにおこなっている可能性が非常に高い。
みさきがミサキの『狂い』を背負っているゆえに、ミサキは正常でいられるのだろう。
いくら狂った世界とはいえ悪魔という存在は非現実的なため、べへりんはミサキの幻覚で姉の存在を投影しているのでないかという見解も。
姉が自殺したことに対するショックで記憶にフタをし、作り出した存在がべへりだという見方だ。
狂った話を提供してもらう特価交換とはいえ、ミサキがピンチのときにべへりんはいつだって助けに駆けるける。
また、みさきの存在をべへりんがあまり良く思っていないであろう描写も多い。これは、姉の気持ちの表れとも取れる。
ただ、いくら非現実的であろうとどんな姿形であろうと、ミサキの作り出した幻覚ではなく確かにそこに存在するモノだったら・・・。
混沌とした中にも少しの救いとして、そう願いたくもなる。
164話にて、鳥のような被り物をした男『トウトウ』に接触したミサキ。
質問になんでも答えてくれるという彼に、ミサキは半信半疑ながら613とはなんなのかを問う。
すると「狂いではなく戻し」と答えがかえってきた。
トウトウが言うには、人間本来の本能を再び引き出したに過ぎない、とのこと。
その例として、道端に落ちている美味しそうな肉になんのためらいもなく食らいつく人間は普通に考えればいないが、動物としての本能が生きていれば迷わずむさぼるだろう、と指摘する。
そう言われると妙に納得してしまう。
異常なことにもかかわらず受け入れてしまう怖さがあるが、無自覚のうちにトウトウに扇動されるのも無理もなかった。
トウトウはあの未道未先なのだから…。
まだまだ謎が多い613事件。そして、613以降葬られたミサキの記憶も。
しかし、ミサキは気付いていないが613以降初の未道未先との接触により、少しずつ核心に近付いている模様。
また、徐々にみさきの人格が顔を出していることも多くなり、狂うことに抵抗の少ない彼女ならなにかをつかみ取る可能性も!いずれにせよ、今後の展開から目が離せない。