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「トモダチゲーム」は別冊少年マガジンに連載中の、原作・山口ミコト先生、漫画・佐藤友生先生による作品です。2017年にはドラマ&映画化もされました。今回は「トモダチゲーム」の考察を進めていきたいと思います。
目次
まず、簡単にあらすじを紹介します。
貧乏生活をしている主人公、片切友一は仲の良い4人のクラスメイトと充実した高校生活を送っていた。そんなある日“トモダチゲーム”に参加させられることになった。そしてゲームの案内人に「この中の誰かに借金2000万円がある」と告げられる。借金を返すにはこれから先の「ゲーム」をクリアしていかなくてはならない。ゲームは友情さえあれば超簡単なゲームであった。友情さえあれば・・・。
トモダチゲームの主人公。
親がいなく、貧乏な生活を送っている高校生。過去に様々な謎を抱えている。
スポーツ万能で家が金持ち。天然で口が悪かったりする。
警察官の父親をもち、曲がったことが大嫌い。
学年トップの天才。勉強だけでなく高いコミュニケーション能力がある。過去にトモダチゲームに参加したこともある。トモダチゲームに申し込んだ張本人。
口数は少ないが優しい。いじめられていた経験がある。
ここからラスボス(裏切者)についての考察をしていきたいと思います。そもそも、トモダチゲームは誰が運営しているのでしょうか。
ずばり沢良宜志法の父親である沢良宜渉、つまり**警察側が黒幕だと予想しています。
なぜかと言うと、**トモダチゲームが警察上層部がイニシアティブをとって主催しているゲームだと推測するから。
では、なぜ警察側なのかという考察していきます。
沢良宜渉とは5巻で、四部が逮捕されたときに初登場した人物。沢良宜渉は三笠天智の父親の大親友で、警察の人間です。天智は以前にもトモダチゲームに参加した経験があり、その時トモダチゲームの存在を父に報告すると、天智の父は何者かに殺されてしまいました。その現場には沢良宜渉もいました。
次に四部誠が父にトモダチゲームの報告をすると、聞かされた父も殺されてしまい、さらに父殺しの濡れ衣まで着せられてしまいます。その時にも沢良宜渉は現場に居合わせていました。
トモダチゲームが外部に漏れたときに必ず事件は起き、そこに沢良宜渉も登場している点は明らかに不自然な状況で、見落とせません。
さらに四部が何かを言おうとすると、「余計なことは言わないほうがいい、より一層君の立場を悪くするかもしれない」と止めています。友一が追求しようとしたときも、頑なに何かを隠蔽している様子でした。
四部の父親は市議会議員ですが、トモダチゲームの存在を知っており、さらに四部がトモダチゲームに参加しているのも知っていました。ここから考えられるのは、四部の父親はトモダチゲームを観戦しているということ。
第2ゲーム「陰口スゴロク」では視聴者がいました。このオーディエンスたちはトモダチゲームに出資しているそうです。四部の父親はトモダチゲームの「視聴者」であり、出資者だったのではないでしょうか。
沢良宜志法はあくまで客人として運営側にいるようです。父親がトモダチゲームの運営に関わっているから、ゲストとしてこのように参加することができたのかもしれません。
以上のことから、トモダチゲームは一部の金持ちのために警察が運営しているゲームなのではないかという疑念も出てきました。四部の父親はその金持ちのうちのひとりなのではないでしょうか。
では運営側の「真の目的」とは何なのでしょうか。
それが金ではないと公言されています。トモダチゲームとはあくまで借金を背負った人が参加を申し込むものなので、警察はそれをビジネスにしているセンも。警察はなんらかの秩序を保つために、トモダチゲームを運営している可能性も考えられます。
沢良宜志法はトモダチゲームの運営側なのか、ということについて考察していきましょう。
沢良宜志法は最初のトモダチゲームが終わった後、姿をくらましていましたが、大人のトモダチゲームの「人生博打ゲーム」で客人として運営側で登場。
沢良宜志法は天智たちに何かを伝えようとしているように見えました。また「そんなんだから・・・あなたたちは永遠に騙される側なのよ」という言葉も気になります。
そのあと、沢良宜志法はなぜ天智たちの前に敢えて出て行ったのか?運営サイドの人間にたずねられたときに「すべては、、、私の一番大切な人を守るためです。」と言っています。沢良宜志法の一番大切なものとは何でしょうか。
それは友一を含めた「友達」ではないでしょうか。友達を助けるために運営側にいると考えることができます。本当に運営側なら果たしてそのようなことを言いに来るでしょうか。彼女の言動は、天智たちに騙されていると伝えようとしているからこそのものとも解釈できます。
また、友一が負けそうなシーンでは「負けた友一がすべてを失う。それじゃあ私の計画が・・・」と口にしています。沢良宜志法は、あくまで友一を守るために行動しているのではないでしょうか。
心木ゆとりは、あまり知られていないのですがマンガ好きで、自分でも描いています。
さらに毎回ゲームの進行役として出てくる「まなぶくん」は、内容が過激ですぐに打ち切りになってしまった昔の深夜アニメのキャラクター。もし「まなぶくん」を描いていたのが心木ゆとりであったら、彼女が運営側である可能性も。
このことから私は、本当の裏切者は心木ゆとりなのではないか?と予想しています。
以上、トモダチゲームのラスボスについて考察しました。
トモダチゲームのラスボスは誰なのか、真相が早く知りたいですね。
また、友一の過去も気になるポイントの一つですので、注目してみてください。