“Nemuki+”に関するまとめ

Nemuki+とは

朝日新聞出版が発行する、隔月刊の少女向け漫画誌で、1991年から2013年まで発刊された「ネムキ」の連載を一部引き継いで創刊。「眠れぬ夜の奇妙な話」から「ネムキ」を経て「Nemuki+」という流れである。元々「ネムキ」が「月刊ハロウィン」や「ほんとにあった怖い話」の増刊であったため、オカルトやホラーを主題とした少女漫画が多かったが、「ネムキ」初期から「Nemuki+」まで連載されている「雨柳堂夢咄」「百鬼夜行抄」「しましまえぶりでぃ」といった傑作の他にも、初期には「観用少女」「綺譚倶楽部」「栞と紙魚子」「極楽りんご」などの名作がある。また伊藤潤二、高橋葉介、星野之宣、かまたきみこ、三原ミツカズといった描き手たちがのびのびと取り組んだ結果、他誌とはひと味違う怪作も頻出している。